かつてゲーテはいった。
「愛する人の欠点を愛することのできない者は、
真に愛しているとは言えない」
愛ってなんだろうなぁ。
私は思うわけです。
相手と仲良くなりたい、相手と一緒にいたい、相手を幸せにしたい。
これすなわち恋であると。
全て相手ありきでものを考え真に相手のことを考えていないから湧き上がる感情。
ポエマーw、になるつもりは毛頭ない、がしかし20数年いきていれば、家族から注がれた愛情や、他人が他所でわかちあっている愛情を目の当たりにすることで、自分の中で「こうだろうな」、という、中学生時代の作文に書くようなもわっとした夢のような印象を愛について考えることは多々ある。
私はその足元にも立っていない。
今日はこんな出だしで始まります。
Contents
彼女ができない。
そう彼女ができない。
もうアラウンドサーティーともなる私ではあるが、連敗記録は両の指ではもう数えきることはできない。
抗って足の指を使うこともできるのだがそれは、あまりにもむなしいのでしないことにする。
大体、学生時代なぞは「色恋」に対して
「ふん、おままごとの延長線上で愛とかいいやがって(# ゚Д゚)」
と他人を蔑みながら生きてた青春時代であるから故に学生時代は専ら年上の女性としか付き合わず。
「ウェーイさけのもぉーぜ(゚∀゚)!!」みたいなテンションは寒気しかしなかった。
こんな私であるから、今や仲良くなる出だしがわからないのである。
(えっとーどういう風に最初仲良くなるんだっけー、自己紹介?それとも自虐ネタ?それとも相手をいじる?んーわからないからとりあえず放置で)
と、まるで童貞ボーイさながらの空気を出しつつ他人に話しかけるのである。(もしくは話しかけない)
友達からの紹介は必敗の二文字
なんとも情けない二文字だな「必敗」。「常敗」ともいえようか。
客観的に見て私の恋愛事情を知る友人、知人は私の見た目や性格をこう分析する。
- 顔は普通だし、オシャレ
- しゃべると無神経さが前面に出てもったいない
- 話しかけるなオーラがでてる
- 連絡(LINE)がそっけない
- 自分から連絡を取ろうとしないからモテない
顔に関していえば、まぁ普通だよ普通。
父親譲りの目鼻立ちはどこで間違えたかもらうことができなくて、母親譲りの奥二重と日本人平均の鼻である。
顔でモテようとするためにはくそイケ(糞ったれイケメンの略)ではないとだめだし。それがだめとなると会話を面白くしなければならない。
自虐ネタには定評がある私ではあるが、初対面の女性にそれを話して受けがとれるかといえばそうでもなく、割とぎりぎりのライン(笑えるか笑えないか)を攻めている(つもり)なので、なんて変人なんだとかかわいそうな人といった印象を受けてしまう。
他人をからかって笑いを取りに行くスタンスが基本的にはあまり好きではないが故に自分をネタにするのだが、そういうのは初対面ではあまりよくないらしい。
会話をすることに成功し徐々に仲良くなっていくと「無神経さが」、といわれる。
無神経さが前面にでているだと・・・
確かに私の無神経さに関していえば10人女性がいたとして7-8人は鼻につく物言いだと感じるくらいだと自分でも感じている。
自己肯定するわけではないが、ぶっちゃけ気を使うほどの人間じゃないだろと思ってしまっている。
つまり外交戦術がへたくそなのだ。
女性は特に男性が他の女性にどういう対応をしているかを細かくチェックしている生き物なので美人ばかりちやほやしている人間はモテないらしい。
どうしてこうなってしまうのかというともうこれは人生における数々の煮え湯を飲んだ結果である。
http://usshi-na-life.com/2016/06/25/post-922/
完全にそれはそれこれはこれの別問題であるのはわかっている。
わかっちゃいるが、結果的に普段から無神経な発言をする私と、大切な場面で人の急所をえぐってくる女性ではどちらの方が立が悪いか。
土壇場で連絡を無視する女性とか、自分との時間を大切にしてくれてると思っていた女性が誰かと浮気していたとかね。(実話&実話)
全ての人がそうであるわけではないのだが、慮るのは仕方のないこと。
人は他人から優しくされないと他人を優しくすることも又できない。
そうやって他人に無神経だと思われることによって予防線を張る始末。
性欲に従って行動していればこうはならないのだが、どうやら私はプラトニックの恋愛を求めているらしいのでそういう風になれないのだ。
話しかけるなオーラ
お高く留まった女性というのは話しかけづらいものだと思う。ではその反対は。
インテリ眼鏡とよく揶揄されるが、頭良さそうなオーラを発揮するとたいていの人は話しかけるなオーラも同時に出してるんじゃないかと思われる。
これを人生でたくさんの人に言われたことで、強制中
しかしながら、もともとのポーカーフェイスは連日連夜のキャバクラ(女性への苦手克服をクズ上司に強制される)で完全に沈黙をした。
とにかく、普段は何か考えていることが多く張り詰めた表情をしている私は、話しかけるオーラを感じ取らせないべく、女性に話しかけるときに常にニヤニヤしているよう心がけた。
そんなことだから、話しかけんなオーラから話しかけてよオーラにチェンジし、今度は反対の意味で揶揄される。
いったいどうしろというのか。
連絡(LINE)がそっけない
のはお前らがつまらねーからだろ。
話題は提供している、ツッコミどころも提供している。しかし彼女らは、取ってつけた返送用の文句でひらりひらりとかわしていく。
私「カメラが好きだよ」
女性「私も好きなんです」
私「あ、そうなんだ、今度写真撮りに行きませんか。」
女性「予定があったら行きましょう」
以降永久に予定が合うことはない。
実際カメラの話もlineでできるが、どうも女性というのは専門的な知識より。
「この写真やばくない?(画像添付)」
「えーやばーい、私の写真もやばくなーい?(画像添付)」
というやばいキャッチボールができれば別にカメラじゃなくてもいいのである。
くそか!
こんな中身のない会話をするためにスマホいじっとるわけじゃないんでい
こうした中身のない会話を阻止し、自分にとって実用性のある文書を送りつけることで、実際にプライベートで会ったことすらない人間をつまらないやつと決めつけ一方的に「スケジュールがいっぱいだからいけない」という残酷な宣告を何度も受けた。
わかっちゃいるけどやめられない
無駄だと思っていることができない。
特に日本人気質な私は、「やあやあ我こそは」と戦国時代さながらの決闘のようにお互いを知り、始めて一戦交えられるのであるが故に、遠慮なく下の名前を呼ばれたり、いきなりタメ口をたたかれることに憤りを覚える生き物だ。
そんな自分だからこそ相手に対しても、しっかりと自己紹介をし、こういう人間です。としっかりと敬語を使うと。
硬い
ダイヤモンドのように硬い
でもダイヤモンドはハンマーでたたかれれば粉々に割れる。
お硬い文章で、出会う前拒否宣告の洗礼を受け続ける私としては、女性に自発的に連絡を取ることはもう恐怖でしかない。
落ちることがわかっている飛行機に誰が乗るものか!
そうした理由で紹介してもらった女性と会ったことは一度もないし、会いたいとも思わない。
ばつが悪すぎだろ。
自分の知り合いの顔にどろをぬりたくったあげく、つまらんと一瞥もくれず振り返るような所業だ。
そしてそんな面倒なことをする自分自身も嫌いだ。だから連絡ができない。
これが紹介においてうまくいかない理由である。
柔軟な考えと自分を曲げる勇気があれば、たぶんうまくいく。しかしそれができたら最初からやってるっつの。
中身のない会話で盛り上げて、いざ出会ったらそのギャップから唐変木(とうへんぼく)の童貞野郎と思われたら結果的に次ないじゃん・・・
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