仕事にしろ、プライベートにしろ、年上に可愛がってもらっている後輩程人生上手く生きてるなと感じる人も少なくないはず。
今回は年上に好かれる技術を書きます。
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人が人を応援したくなる時
人が人を応援したくなる時をまず考えましょう。
僕が思わず頑張れと思ってしまうシーンはこちらです。
- 5歳になる甥っ子がサッカーボールを必死で追いかけている時
- 夏の高校球児が9回裏フルカウントで投球しようとしている時
- 新卒研修の外回りの営業で名刺を取るためだけに背広で汗だく姿になっている時
未熟さが残る人が頑張っている姿は応援したくなります。
賛否はあれど、日本人は謙虚であれ。
というのは応援されろということなのかと最近思うようになりました。
成熟した大人が炎上するのは、大多数の人から応援される要素があまりないから炎上するということでしょうか。
話が逸れました。
つまり人は、未熟さが残る(残っているように見える人)を応援したくなります。
未熟さが残る人とは
年下であることは、未熟さが残るとされる一番わかりやすい指標だと思います。
日本の教育は飛び級制度をよしとしていないので、普通のサラリーマンになった場合はヨーイドンでみんなと同じになります。
余程の天才でない限り、年上の人から見て年下の人はそういった面で未経験だから未熟だ。と判断しやすいのですね。
また、過干渉な親は子に自立を促すとともに、年齢での未熟さのジレンマを抱えているといってもいいかもしれません。
小柄な人が如何にも重たそうな物を持っている時は手伝ってあげたくなります。
身体的に小柄な人、女性や子供のような物理的に腕力がない人や、僕のように非力(身長165)な場合もそうです。
本来それを行うのに必要な能力が備わっていない人が困難なことをしていると(しようとしている)と人は応援したくなります。
人が人を応援したくない時
嘘をついているとき、裏切られた時
人はその人を応援したくなくなります。
部活動をズル休みした経験があります、僕は生徒会だったので、顧問にはずっと忙しいといって目を瞑ってもらいましたが、バレて大激怒。それ以来対応が素っ気なくなったのを覚えています。
これは不倫や浮気も一緒だと僕はおもっていて、売れないミュージシャンや下積み時代の芸人を支える奥様や彼女も、きっと浮気されたら、応援してくれなくなるでしょう。
嘘や裏切り行為というのは、如何に応援される要素を持っていたとしても、一回の過ちで応援するという気がなくなります。
怠けている時
35過ぎて実家暮らしで無職
例えば働きたくない一心で別段お金を得る方法を考えず、実践せず、ずっと無職だった場合と、35歳にして結婚目前で退職後、相手の浮気発覚の末破局し無職
プロセスが大きく違うわけですが、事実は一緒、どちらの方が応援されやすいかは一目瞭然。一目見て自業自得と捉えられるか、可哀想だと捉えられるかは、その人が何をしているかが大事だということです。
同性から嫌われる女、ぶりっ子は何故女性に嫌われるのか
ちょっと休憩
女性のぶりっ子が男に評判が良いのは、「えぇーこんなのできない」という嘘を見抜けないのと同時に、未熟さが応援したくなる要素だからです。
それに伴ってぶりっ子の女性に対して、他の女性視点だと、嘘ついてできるのにできない振りをしている女性が嫌いですし、嘘を見抜けない男を間抜けだと思ってしまいます。
ではどのように年上から好かれれば良いのか
ここからは実際に年上から好かれるための方法論を書いていきたいと思います。
大前提として、応援したくなる人になっていてほしいです。
人が人と仲を深める時は対話なくして交遊なし。と、僕は思います。
挨拶をする
ホリエモンこと堀江貴文さんが
能力も申し分なく、また周りの経営者と比べて若かったので応援される要素としては申し分なかったはずですが、世論の風潮は違いました
テレビ朝日に2015年放送されたしくじり先生では
「偉い人に挨拶しなかったのがよくなかった」といっていました。
このことから年上の人に可愛がられるファーストステップは挨拶ということになります。
相手を褒める
これは橋下徹さんが非常にすごいなと思うのですが、小林よしのりさんとの対話です。
一般的に嫌われているだろうという相手に対してもとても有効的な方法だと思いますが、まずは相手を褒めるということ。
橋下徹さんの場合はまず
「小林さんの漫画は全部読んでやっていた(政治活動)部分もある、学者が言うことよりも明瞭でわかりやすい」
これは漫画家(表現者)である小林よしのりさんは悪い気はしないでしょう。
ここでのポイントは具体的に漫画(相手がこだわっている部分)の何が良いのかを褒めているところです。
一般社会において、それは仕事の進め方や、食べ物の好み、趣味と言われるものに対して、何かと比較して褒めることで、相手の気持ちを挙げることができる。
褒めるべきポイント
褒めるべきものはクリティカルでないといけないと思います.
褒めすぎても「なんだこいつはただの太鼓持ちか」と思われてしまうのが関の山です。
僕は男ですので、男の人が褒められたら嬉しいものをピックアップしておきます。
男が褒められると嬉しいもの
- 時計
- 車
- 家
- 普段行なっている活動
- 仕事の進め方
時計や、車、家などは高額な買い物なのでその男のセンスが問われます、最近では高級時計を買うのが時代錯誤的なものになっていますが、やはり普段つける時計はこだわって買っている人が多いのも事実としてあり、それを褒めると言うのは非常にクリティカルだと思います。
普段行なっている活動でいえば、社会人スポーツサークル(サッカー、野球、バスケット、フットサルなど)でしょう。
仕事の進め方に関しては、管理職(部下を持つ)人に対して有効なのですが、男としてはやはり仕事の進め方を褒められて悪い気をする人はいない。
褒めるべきの注意点
比較しろと書いてありますが、実際の人物と比較する際、例えば同じ部署にいる人間を比較した場合、どっちかが良くてどっちかが悪いことになってしまうので、仲の良い先輩の勤め先で、など架空の人物を使うことで悪い気をする人がいなくなります。
あとは所有物に対して比較して褒める場合、知識がないと褒められないこともあるので、自分の持っているものと比較して褒めるのが良いと思います。
高等テクニックちょっと失礼なことを言う
大人になると、心理的に距離を縮められないのはなぜだと思いますか?
僕は相手に失礼なことが言えないからだと思います。
子供の時はバーカ、とか簡単に相手を罵っていたのにどんどん友達ができました。
でしかし、大人になると仲が良くなったと思っても、良識がない、失礼なやつだと非難されてしまうことが懸念され本音を言いづらくなります。
心の最短距離を突っ走れるのが少し失礼なことをいう。だと僕は思っていますが、年相応の発言でないと節操がないなど言われてしまうことも少なくありませんので、飲みの席など言いやすい環境でいうのが良いと思います。
ことさら同年代の場合は誤解されやすかったりしますので20代前半の若年時が有効な手段だと思います。またキャラクターなどで、使える人使えない人がいます。
有名な人でいえばジャニーズの手越くんなんかは愛されキャラなので、多少の生意気な発言は全ておっけーみたいな雰囲気ありますよね。
間違った物言いは文字どおり失言になりかねないので、あくまでこちらとしては「あなたのことが好きですよ」という体を崩さずに接することが重要です。
背伸びした努力をする。
応援したくなる人で紹介した本来それを行うのに能力が足りてない人が頑張っている姿は応援したくなると紹介しました。
自己実現のための資格取得、スポーツ、習い事だったり仕事の実績など、自分の今の実力ではちょっとできないけれど、頑張る。
こういった姿勢はとてもプラスに見てもらえます。
注意点はそれを周りに公表しないことです。
頑張っているんです僕アピールほどうざったいものはなく、淡々と日々こなしている姿は誰かが見ているものです。
仕事であれば職場の上司、スポーツであれば所属しているサークルの先輩など、頑張っている姿は誰かが見ているはずです、自分からアピールすることはやめましょう。
年上に好かれたければ素直であれ
年上に好かれると銘打って書いてきましが、人に好かれるという大局的な見方の一つなのです。
応援される人になって、きちんと挨拶をし、人を褒め、自己成長に努めよ。
これだけです。