女にモテたい、だから口説くのだ。
そう思っていた2年前の僕。
この記事は25歳の僕に起こった災難をまとめて公開するエントリーであり、僕の人生の中でも恋愛においては最も吐き気を催すほどイラついた災難だった。
そんな感じです。
25歳キャバクラから目が覚めたはずが・・・
24歳の年僕はキャバクラ狂いでした。それもそのはず、毎月目の眩むような請求がカード会社から送られ、それでもなんとか転売と賞与でしのぐという絵に描いたようなダメな大人。
そんな感じで過ごしていた僕は、散々周りから言われていたことがある。
「一般の人と付き合えば?」
そうはいっても、周りにいる自分が素敵だな、と思う人には既に相手がいたし、そんな気持ちにはとてもなれなかったけれど、実らない恋愛ゲームは空虚なもので、例えキャバ嬢と恋仲になったとしてもそれが続くとは思えなかったし、真面目にキャバクラ遊びを控えようと決意していた。
そんな時に起こったのが裏切りとは心寄せた人間に密かに心を蹂躙されることである。
普通に好きな女性がいたとして、応援してくれていたはずの同僚と付き合う、(これは上記記事にも描いたいのだけれど、今は幸せそうなので端から見たら結果オーライ)
結論として、僕は振られてしまったわけなのです。
普段はそういうキャラじゃないのに、レクリエーションを企画したり、自分から率先的に「皆んなで遊べる場」を作っていった。
北陸で有名な千里浜には1週間に2回もデートした。しかも昼と夜。(僕はあえなく夜に撃沈したのだが)
なるべく、相手と近づきすぎず徐々に心理的なスペースを埋めていくような接し方。
僕はクズ上司からキャバ嬢の口説き方を教わったけれど、一般の女性に関しては、夜の蝶と違い時間を作ってくれやすいので、焦らずじっくり。
恋愛の教科書に書いてある通りの行動をし続けたのですが、恋というか「人の心」とはそんなに単純にできてないと実感した出来事だった。
まぁこういうこともあるだろうと。貴重な体験をした。しばらく恋愛はいいか。と考えるのも当然
一度ならずに二度までも・・・今度はクズ上司にとられた。
そんな意気消沈していたある日僕は仕事に打ち込みこの後昇進したのだけれど、どうにもやはり女性関係はからっきしで再びキャバクラに遊び歩くようになる。
「お金もかかるし彼女作ろうか」
とは、クズ上司である。
この人もかそういうことを言うのか。
と思ったけれど、夜お酒を飲むのは好きだし、クズ上司と遊んでいるのも好きだったため、僕が住んでいる会社の寮の近くにあるスナックに通いつめる日々が始まった。
このスナックは場末のスナックと揶揄されるようなものでなく、年齢は20ー40程度と幅広い年齢層の人が働いていたし、20代の子は学生の子もいたため、ここの子なら確かに彼女ができるかもしれないと思った。
この話はまだ書いてなかったと思う。
上司「あの子!あの子いいんじゃない?うっしー」
僕「あ、はい(タイプじゃないけど)」
保育士志望の子だった。
当然この子ともデートした。したのだけれど、本来の僕の恋愛観はどうやらスローペースのようで、出会ってから時間をかけないと相手のことを好きになれず、積極的に行動することもできないのだと悟った。
故に僕はこの子のことがまだ好きではなかったので、上司にもその旨を話た。(スナックは上司と一緒に通っていた。)
ある日の深夜12時過ぎにクズ上司が家をノックして、衝撃の事実が明かされる。
上司「俺、実はあの子と付き合っているんだ」
僕「え?そうなんですか(ポカーン)」
初デートは近くの花火大会で、その後はショッピングしよう。
と、その時オープンした直後のショッピングモールにデートしようと約束していたけれど女子お約束の「最近忙しくて」で華麗にかわされていて、おかしいと思っていた時だったので合点がいってスッキリした。
僕に非があるわけでなく(僕起因ではない)、僕と会うのが都合が悪いということ。
あっけにとられすぎてどうリアクションすればいいかわからなかったし、あまり好きではなかったし、前回(同僚の件)があったので、あぁこの人もか。
この出来事で僕が思ったことは、男女の恋愛は雰囲気によって行われているんだなぁ。と、男同士でもこういうことはやはりあるんだなぁと。
男女の友情とは聞こえはいいものの、雰囲気次第で簡単に一線を超えてしまうような関係を友情という言葉を使って表すことは間違っていると思います。
そんなものは友情足り得ない、と、僕は思います。
僕が入れ込んでいたらブチ切れていたかもしれないけれど、そんなことはなく。冷静でいられた。
FacebookをはじめとしたSNSで幸せな話題を知ることともに、最近では不幸(離婚)の知らせもなんとなーく目に入る。
僕は思う。
僕みたいな面白みもないけれど、不義理しない人を選べば、裏切られないのになぁと(実際はわからないけれど)
紹介ですらダメ、今度は会うことすらできない
そんなある日というかだいぶだってからだけど、取引先の人から女性を紹介された(【連綿】紹介されても付き合えない、むしろ紹介してくれた人に申し訳ないよね。)
紹介はそもそも苦手なんだけれど(得意な人っているのかな)、やはりこれもダメで、ドタキャンされてしまった。
この3つが1年間に起きた僕の恋愛における悲劇である。
よく、ナンパ師が「成功するために失敗しろ」という。
ナンパは確かにそうかもしれないけれど、普通に接して普通に受ける対偶としてはいささか酷な話だと個人的には思う。
けれど、普通に自分本位(自分が考えているような恋愛)を通したければこれくらいの悲劇は起こる。
僕は最初メロドラマの脇役かな?と思ったけれど、ドラマの脇役以下の人生だとこういうことになってしまうということだと悟った。
モテない諸君。僕に起こった25歳の悲劇はこれくらいだ。
君たちの悲劇はどれくらいだ?
[amazonjs asin=”B06XQ1D3GB” locale=”JP” title=”モテる!付き合う!結婚するなら!この本で本は最後にしろ!”]
[amazonjs asin=”4781670822″ locale=”JP” title=”すべてはモテるためである (文庫ぎんが堂)”]